第8回印西市・印旛村・本埜村合併協議会

 昨日午後1時半より印西市役所大会議室で第8回合併協議会が開かれました。

 冒頭、印旛村の佐藤村長、小川議長から、合併協議の進め方についての苦言と、印旛村としての立場の表明がありました。印旛村側の苦言は、概略次のようなものです。

編入合併とはいえ、1市2村はそれぞれ対等の立場で協議を進めるものと考えている。しかし、この間の協議の進め方や一部委員の心ない発言に、印旛村の委員および傍聴者は傷つけられた。特に、前回で新市の名前について議論する中で、印旛村長および議長が「もっと時間をかけて慎重な審議を」と要請した直後に、議長が採決に入ったこと、また、ある委員が「軒を貸して母屋を取られる」といった心ない発言をしたことなど、村では大変に紛糾したことを、この際お知らせしておく。今後議事の進行については、十分慎重を期して欲しい」

 たしかに、傍聴席から協議の様子を観察していて、印西市の一部委員の驕りといってもいい態度、編入合併なんだから、すべて印西市に合わせるのが当たり前、議論しても結論は同じ、と言わんばかりの態度が目につきます。また、議事の進行も、いろいろな意見が出されるのですが、議長がそれらを整理して、意見の一部を汲み上げたり、といったプロセスがほとんど見られません。ただ、意見を言いっぱなし、聞きっぱなしという感じに見えなくもありません。

 合併協議とは言いながら、その実態はひたすら事務局の説明を聞いて、事務局に質問して、マニュアルに書いてあるとおりに一項目ずつ「消化」していく、何だか儀式をみているようです。こんなんで、いいのかなあ。